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ピーチ航空の「電車感覚」という発想は見習いたい

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ピーチ航空の発想.jpg

印象的ピンクと紫の機体が印象的なら、客室乗務員もピンクと差し色の紫がユニフォームの、可愛さとちょっとしたエロさがイメージにあるピーチ航空が、激戦のLCCの中で頭一つ抜け出しています。

 

ピーチ航空は開業1年で150万人が利用する今や人気の航空会社で、関西空港を拠点に国内とアジア8路線で運航し、席がガラガラなら運賃が安くなる変動制の料金が魅力で、短距離路線に特化しているという特徴が明確にある。

 

ここまでピーチ航空が成功した理由ははなんだったのか、既存の大手航空会社にはない発想を私たちFULLsupportも店舗内装会社として真似したいので、ピーチの特徴をまとめてみました。

 

 

 

 

●ピーチ社内の節約術

 

① 社内にあるエレベーターに料金表が張ってある

何気なく乗っているエレベーター。1回乗ると、このくらいのコストがかかっているという料金表を張ることで社内の意識づけができる。しかも、エレベーターの部屋には鍵がかかっている。

 

 

② 名刺にファックス番号を載せていない。

名刺にファックス番号を入れてしまうと、ピーチの意思と関係なく相手から来るファックス送信で紙が使われてしまうので、それを遮断するために書いていない。

 

 

③ 会議室の椅子の種類がバラバラ。

顧客の目に触れない、すべての備品はネットオークションで購入している。応接セットもかなりの年代もの。当然社長室もない。

 

 

④ 社長のこだわり

社長室がないので、どこかにデスクを置かなければならない。そのデスクの場所として選んだのは「整備管理課」という所。そこは飛行機を運航する現場のスタッフだらけ。

 

その場所を選んだ理由は、飛行機が故障して、なにか起きるとここがざわざわするからだ。安全運航が大事だから、なにか起きた時にすぐ対応できるように危機管理をしている。

 

唯一、大盤振る舞いしたものはピンクの塗装でインパクトの強い機体。中古の機体が多いLCCのなかで、ピーチは全て新しく作られた機体なのである。

 

コスト削減ではなくやりくりである。遊び心のあるやりかた。

 

理想の集団をつくるには、段階を経て形成される過程が必要

 

 

 

 

 

ピーチ航空.jpg

●低価格を実現するためのしかけ(LCCならどこもやってること)

 

・機内飲食   有料 

・手荷物預かり 有料

・座席指定   有料

・座席間隔   狭い (席を増やすため)

 

何も機内で食べない、小さな荷物しか持たない人が、サービスの機内食や飲み物を飲食し、大きな荷物で飛行機を利用する人が同じ料金なのは疑問という発想です。

 

2泊3日程度なら手荷物くらいで行く人も多いんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

空の戦略!ピーチが関空に拠点を置く理由

 

日本に来るアジアの客はエコノミークラスしか乗らない。その理由は日本が近いから。安く来ておいしいものを食べたい。

 

① 関空は成田や羽田に比べて近い

 

・成田―香港 4時間45分

・関空―香港 4時間

 

LCCはシートが狭く設計されているので、少しでも短い時間がよい。

 

 

② 関西エリアの豊富な観光資源

世界遺産のある京都や奈良など、アジアから来る観光客を魅了する資源が豊富で関空からのアクセスがよい。

 

 

③ 関空は24時間営業

自由なダイヤ設定や機材の稼働を担保するためには最低限必要な条件だった。 成田空港は離発着時間が6時~23時までで、時間が遅れると欠航がでやすい。

 

24時間離発着できる関空なら、便が遅れても運航は可能。成田を拠点とした他のLCCは就航初日から欠航を余儀なくされた事態が相次いだ。

 

 

 

 

●最後に

 

これまで飛行機を利用しなかった、若い女性や高齢者がピーチの登場で利用するようになり、利用客の新規獲得に成功しています。

 

・大手航空会社 7割男性客

・ピーチ    5割女性客

 

ピーチが目指してる感覚は「電車感覚」なんだそう。電車みたいになったら利用客が増えると思った。チケットは無人発券機を使っている。

 

大当たりになった路線に午前7:35分発のソウルに行く便があり。ソウル日帰り7400円で北海道に行くより近く、ちょっと買い物に行く感覚で利用客が増えている。

 

飛行機の概念をぶっ壊し、空がより近くに感じられます。すごく目新しいことではなく、ちょっとした発想の切り替えが大きなチャンスになるものですね。

 

 

2013年3月29日 カテゴリ:

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