情熱日誌
ホーム > 情熱日誌 > オフィスの看板とも言える名刺は価値を整理してデザインすること
名刺のデザインをリニューアルしました。
写真入りの名刺はおしつけがましい、がつがつしているイメージがあるから配りにくい。なんて声も聞くことがありますが、それは自分の顔にたいするコンプレックスからくる言い訳なんじゃないかと思っています。
これは、当ホームページを作るときに学んだことです。webデザインの業界ではコンバージョン率といって、全体の訪問者から(見込み)顧客への転換の比率を増加させるために、細かい修正を繰り返しながら研究がされています。
これを知って、どこか違和感を覚え名刺をデザインしなおしたきっかけです。
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看板デザインの仕事をしているのに、「伝えたい想いを、どうやったら直感的に分かりやすく伝えられるか」という大切なことが名刺に反映されていなかったことに気付きました。
これは、レイアウトや配色とか比率なんかの話しではなくて、まずは看板である名刺を相手に渡したとき「見る気」を起こさせ、「話す気になってもらうため」に名刺に入れるフレーズを考えたり、フォントサイズや色、イラストを駆使して、”最後に相手とつながる”というキッカケをつくるデザインはどうかという話です。
リニューアル前のデザインです。名刺という限られた面積を使って、受け取る相手の気持ちを考えることが最初の一歩なんでしょう。新たにデザインしたものも、ズバ抜けたデザインではありませんが、想いの詰まったデザインです。
これがウェブを学んだときに感じた違和感を感じた正体でした。つまり、名刺で表現したいものが曖昧だったということです。
お好み焼き店舗の看板改装リニューアル工事。人柄もデザインの参考に
私たちが看板デザインをするときに気をつけていることの一つに、どうしてこのデザインになったのか再度考えます。なんの思いもないデザインには価値が激減するからです。
名刺も店頭看板も店舗(会社)の顔をデザインするわけですから、自分の提供するサービスが誰の為に、なにを使って、なにが出来る人なのか、自分の言葉で表現することがポイントとなるはずです。
最後まで手を抜かないことが大切なのかなと改めて感じていますが、私たちは工務店ですので他のデザイナーさんと同じ考えということにはならないかもしれません。
デザインはターゲットに伝わってこそ意味があります。だからターゲット目線のデザインが出来る人を私は尊敬しています。名刺を改めて見直したことで、何のためのデザインなのか今一度思いだすきっかけとなりました。
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オフィスの看板とも言える名刺の役割
誰の為に、なにを使って、なにが出来る人なのか
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